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“気象病“に関するホメオパシー考

今年は日本近海、台風の発生が相次いでいますね。

台風でなくとも低気圧が近づくと、偏頭痛が起きたり、目眩がしたり。

神経痛のような症状であちこち痛んだり、様々な不調を感じる人が多くいらっしゃいます。




気圧低下が痛みを引き起こすメカニズム


気圧変化で影響を「受ける人」と「影響を受けない人」が存在します。

様々なストレスは自律神経を乱す原因のひとつです。


自律神経は身体の重要な器官をコントロールしている神経なので、

バランスを崩すと、心や身体に様々な不調として現れます。

解散してしまった、タッキー&翼の翼くんは、メニエール病でしたね。

彼も、心身のストレスから自律神経のバランスを崩してしまったのでしょう(涙)。


さてさて、様々なストレスがありますが、気圧の変化もストレスのひとつとして、

自律神経(特に交感神経)を過度に刺激して痛みがおこるとされてきました。


そのメカニズムのカギは耳にありました。

耳の内耳(前庭器官)に気圧を感知するセンサーがあって、

その後、自律神経の反応を引き起こすのですが、

気圧変化の影響を「受ける人」は内耳センサーの感受性が高いそうです。(*論文参照)




ここまででわかるように?(多分)

実は、これは気圧の変化を受けたから目眩が起きた、片頭痛が起きた、といった

単純な急性の症状では無いのですね。


すでに慢性化している可能性が高いものです。


何度も痛みをお薬などで抑圧してしまったかもしれません。


そして、そこにはマヤズムも関わっているのです。


気圧変化で悪化するレメディーで代表的なものは、

Rhod.(ロドデンドロン)というツツジ科植物のレメディーですが、

急場凌げても、また症状が戻ってくると可能性が高いと思われます。

この場合はどうぞホメオパスにご相談くださいね。


主なレメディーは


Rhod.Nux-v.Bry.Rhus-t.Lach.Gels.Petr. 

       ー目眩や乗り物酔いにも良いレメディーばかりですね。


Phos.Nat-c.Ars.Sulph.なども気圧の変化で悪化するレメディーですが、症状があっている場合でも、皮膚症状のある方、皮膚の弱い方は悪化を引き起こす可能性が高いため、ホメオパスにご相談されるようお勧めします。


https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0085376


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