はじめまして。ホメオパス(ホメオパシー療法家)の林亜都です。
ホメオパシーに関わるようになって早や16年。
今でも「ホメオパシー療法」と書かれた本を書店の棚で見つけた時のトキメキをありありと思い出すことができます。
どうしてそんなにときめいたのか、その理由は今もって謎です。
ただ、直観とか一瞬の閃きのような感覚だったと思います。
その頃の私は都会に勤める会社員で、毎日満員電車に揺られて通勤していました。
毎日懸命に色んなことに夢中になりながらも、休憩でトイレに座ると体は正直なもので、立ち上がる事が出来ない程重くて重くて仕方ありませんでした。
アレルギー症状の悪化から薬をたくさん摂っていましたし、年代柄?たくさんの(自然じゃないもの)を身体に入れて育ちました。そんなこんなで慢性疲労の状態になっていたのでしょう。次第に精神的にも不安定になり、電車の中で急に意識が無くなったり、不安や恐怖ばかりが募るようになっていったのです。
正確には元々持っていた不安や恐怖が、免疫の低下と共にもたげて来たという事でしょうか。精神的にも肉体的にも数々の症状に悩まされる日々。
切実なる状態を経験して、健康であることは身体、そして目に見えない心(感情)のダイナミズム(動的な流れ、活力)が大きく関わっていることを実感していきました。
そう、今の身体の状態は、様々な事が要因となって現れているということ。
一つの症状をポコン!と叩いても、もぐら叩きのようにまた別の症状がポコン!と出てくる可能性が高いです。
人間は臓器一つで独立して在るのでは無い。あなたの感情的な状態や、意識や、目に見えない物を含めた全体をひっくるめてここに在る。
だからホリスティック(全体的なという意味)な療法は、あなたにも家族にも、とても親身に働いてくれるのです。
ホメオパシーもホリスティックに働く療法の一つで、全世界で実に10億人以上もの人が取り入れている療法です。
では、ホメオパシーはどのように働くのでしょうか。
例えば、幼い子供たちは、自分の感情を説明することが難しい。
幼稚園や小学校に通い始めた子供たちが、よく(滲出性)中耳炎になりますが、ポースティラというレメディーをあげるとかなりの確率で良くなっていきます。
このポースティラは、
「ママと離れたくない~一緒に居たいよぉ」
という想いを持っています。
そんな想いが彼らの生命力を滞らせて、中耳炎という「症状」を耳腔内に生じるのかもしれません。
幼稚園に通い始めたAちゃんが何度目かの中耳炎を起こした際、ポースティラを摂ってもらい、Aちゃんを横抱きにして(気持ちが出しやすい体位)お母さんに寄り添ってもらいました。
そうしたところ、Aちゃんは今までに無く、身体をよじらせて大泣きをしたそうです。
そして、その日を境に中耳炎が再発することはありませんでした。
また、本当はお母さんとまだ一緒に居たいんだよ。という本当の気持ちをお母さんが受け止める事ができたと言います。
もぐら叩きのように、症状だけを無くす事に躍起になっていると、本当の原因を体の奥へ奥へと追いやってより深いところに症状が現れるかもしれません。
症状の原因に優しく働きかけていくホメオパシー、この素晴らしい療法をより分かりやすくお伝えして行ければ幸いです。
ホメオパシーは、日々のカラダとココロのメンテナンスに、本当に頼もしい療法です。
そして、予防は未病。自分の身体と心に責任を持ち、家族みんなの笑顔が輝いていけますよう願ってやみません。
多くの方にお役立て頂けるよう、皆さんの役に立つ情報をお届けしていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
※ここでのレメディー選択については、ケース毎に特有のものです。
万人に有効ではありませんのでご了承ください。
繰り返す症状や、慢性のケースはホメオパシー健康相談をお勧めしております。
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