健康相談会で、ハーブのマザーティンクチャーをお出しする事があります。
レメディーのみの場合も多いですが、ご質問を受けたのでお答えしますね。
マザーティンクチャ―(MT)とは
植物をアルコール漬けにして得られる抽出液(母液)の事で、記号はφ(ファイ)ギリシャ文字で表されます。
アルコール度数は、抽出する成分によって適切な度数があるようですが、
れっきとしたお酒、ハーブ酒です🍸
得られた母液を植物成分の濃度10%に調整されているものが多いです。
10%=10倍に薄めている=1X(10倍希釈)
ということになります。
通常のレメディーの場合、100倍希釈法(100倍に薄める)を30回繰り返し、30Cとなり
LMポーテンシーの場合、5万倍希釈法(5万倍に薄める)を1回でLM1となります。
比べてみると、MTはより物質に近い、いえ、物質そのものですね。
レメディーは希釈(薄める)だけではなく、振盪(叩く)も繰り返しているので
その作用はバイタルフォースに届きます。
結果的に身体全体に作用していきます。
φMTはどのレベルに作用する?
叩いて摂る必要がある?
肉体レベル(身体の組織、物質レベル)にのみ作用します。
臓器の物質的な機能低下や変性がある場合
顕著な栄養不足がある場合
物質→物質(身体)にダイレクトに働いてくれるものです。
なので、基本、叩きません!
叩くということは、ポーテンシーを上げることであり、意味がありません。
むしろ、物質レベルへの作用を留めるため、
水で薄めたら静かに混ぜてそのままおとりください。
(レメディーがコンビネーションされている場合などを除きます)
基本的なとりかた
MTの種類や身体の状態により異なりますので
ホメオパスに確認してください。
基本的な目安は
1日1回10滴を適量の水(~500ml)で薄めてとります。
お子様は半量
種類によっては、長期服用を避けたほうが好ましい場合もありますので
担当のホメオパスにお尋ねくださいね。
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