今日は前回のオーラムさんの最後に出てきたレメディー、
梅毒マヤズムレメディーの親玉!ノゾードです。
ノゾードというのは、病原菌を希釈振盪したレメディー。
梅毒でできた膿瘍の膿みから作られたレメディーになります。
”梅毒マヤズムの傾向”というものもお分かり頂けるかと思います。
梅毒マヤズムの根本
家系を見渡すと、アルコール中毒、性病、自殺、先天性疾患などがみられます。
骨、神経、粘膜が特に影響を受けやすく、
先天的な骨の奇形の傾向があります。
肛門に穴があいていない(鎖肛)
身体の中心線に沿った問題
口蓋破裂、口唇裂(三ツ口)
脊柱側弯、歯の位置異常など
歯の奇形は乳歯が生える時からあります。
生えてもすぐに黒くう蝕(虫歯)してしまう。
スプーンを載せたような形の爪。
他に、髪が全く生えない、角膜の激しい炎症、あらゆる所に生じる膿瘍など、
症状は常に極端で、分泌物が非常に臭く、腐敗臭がするのが特徴的です。
夜間に悪化します。
破壊傾向
そして、事故やケガをしやすく、破壊志向の強い傾向があります。
例えば、こんな傾向はないでしょうか。
どんな事でも”大ごと”にってしまう
単なる風邪をひいても重病化してしまう
簡単な手術が生死に関わるような事態になってしまう
成長と共に、落ち込み、自暴自棄に。
人と関わるのを避けるようになり、自己否定感が募る。
何かに駆り立てられるように感じて強迫観念が強くなっていき、
正気を失っていくかのようになります。
スフィライナムの子供
子供なのに、小さな老人のように疲れきった風貌で、
ほくろがシンメトリーにあったりします。
オーラムさんと同じく、日が沈み夜が明けるまでが最悪の時間帯です。
いつも夜に容態が悪化し、
夜明けにはぐったりと消耗しています。
ぎざぎざの歯をしていて、唾液がだらだらと多い子供。
舌を見ると、梅毒マヤズム特有の深い縦のひび割れが見られるかもしれません。
(=Merc.)
慢性的な夏の喘息は、夜と海辺で悪化します。
この子たちは天才か、その逆か極端です。
平気で動物を傷つけたり、残酷な事をするかもしれません。
その割に、神経質に手を何度も繰り返し洗ったりして、
汚い物を毛嫌いするかもしれません。
神経症的になっていくのです。
自分も他人も破壊しようとする傾向が強く、
目を離せない子供です。
アルコール中毒や、麻薬中毒の親からはスフィライナムの子供が生まれやすくなります。
スフィライナムの子育て
先祖から受け継いだ”良くない”とされる奇形などの傾向について、
「人生の道ホメオパシー」D.Grandgeorge,M.D.著で
私たちは先祖たちに怒りを向けるべきかと問いかけがあり、
その一節をご紹介します。
ーもちろんそうすべきではない!
「似たものが似たものを治す」と言うように、
私たちは自分と一致する振動レベルを持つ家族に生まれる事を
選んだのである。
私たちはこのことによって、無限の愛への旅の中で、
なお解決する必要のあるそれらの論争や問題に立ち向かう
ことができることを知っていたのだ。
たとえそれらによって人生が不公平で残酷だと思えても、
私たちに道を示すのはこれらの問題なのである。
(引用おわり)
根本レメディーとしてのスフィライナムも、
まさしくスフィライナムのマヤズムを背景に持ちます。
お子さんに梅毒マヤズムの傾向を見るなら、
ご家族も同じ傾向を持つ可能性が高いでしょう。
”傾向”に働きかけるというのはホメオパシーの大きな可能性のひとつです。
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