こんにちは!
寒さが厳しくなってきましたね。
寒い時期に温血さんシリーズが続きますが、
今日も超温血さんのIod.アイオダムさん、ヨウ素のレメディーのご紹介です^^;
前回のBrom.ブロミュームさんは
青い目、ブロンド、バラ色の頬の持ち主✨でしたね。
(日本人では色白で頬はピンク、眼や髪が茶色の色素が薄めの方)
今回のIod.アイオダムさんは真逆です。
漆黒の髪、浅黒い肌、ダークアイズ。
色素が濃い方です。
ブルネットという言葉は余り日本では聞かないと思いますが、
最近は美容室でブルネットカラーとして、カテゴライズされているようです。

Iod.はIodiumヨウ素です。
ヨウ素は主に甲状腺に取り込まれ、甲状腺ホルモンのサイロキシンの構成成分になります。
サイロキシンは新陳代謝やエネルギー生産、成長作用に関係しています。
Iod.も特に甲状腺に強い親和性があり、
甲状腺機能亢進症の状態に似た症状像を持ちます。
成長促進に関係しますので、小さい痩せた子供によく適応します。
”移民や難民の為のレメディー”
Iod.さんの主な気持ちは
「いくら食べても満たされない」。
移民や難民の方が、全く知らない土地に来て、
言葉もわからず全く助けの得られない状態での子育てをしていると想像してみてください。
移民でなくても、転勤族のご家庭で馴染みのないコミュニティーに、
ポツンと参加しているような状態でしょうか。
Ign.やCaps.などを摂ってみても、なお落ち着きなくいら立ったり、悲しみが募るような場合にも合うレメディーです。
心の飢餓感を食べるもので満たそうとするけど
安心できるのは食べている時だけで、
食べ終わるとまた落ち着きが無く、不安と心配でこころここにあらずの状態に戻ります。
忙しくしていなくてなならず、自分と対峙することを避けるかのようです。
じっくり考える事もしないので、非常に忘れっぽく、
なぜそうしたのかわからなくなります。
対人恐怖の傾向が強くなり、人を避けるようになっていきます。
タイプが合えば、過食症にも良いレメディーです。
衝動的で痩せの大食い
Iod.さんには犬のような食欲と非常な喉の渇きがあります。
ガスが多く、げっぷもたくさんします。
新陳代謝が激しく、食べても食べてもお腹がすいて、
かなりの量をたいらげても痩せてる子供です。(大人もです)
特にお腹がすいているとイライラが昂じてしまい
突然何の前触れもなく、衝動的になる傾向があります。
小さい子供では一緒に遊んでいる弟や妹をポカリ。
少し運動しただけで大量に発汗します。
温血で、数あるレメディーの中でも暑がりのトップレメディーです。
暑さ部屋、太陽、火、お風呂などすべての熱いもので悪化します。
反対に涼しい空気や外気で好転します。

腺の腫れと呼吸器症状
Iod.は呼吸器系では喉頭粘膜に親和性があり、
前述のBrom.さん(明るい髪と肌色)と同じ激しいクループ性の咳、息を吸うのが難しい苦しい咳をします。Iod.の子供さんでは、咳の最中、狭窄感で喉を手でつかんだりします。
声門が腫れて、声が嗄れて喉頭がヒリヒリと痛みます。
温かい室内や熱、潮風、仰向けに寝る事で悪化する喘息。
冷たい空気を欲し、冷たい飲み物や空気で好転します。
分泌物は多量で熱く刺激性。または水っぽく、アデノイドが肥大し、
滲出性中耳炎を繰り返します。
熱い時期(夏や秋)に悪化するアレルギー性鼻炎、アレルギー性喘息などにも適応があります。
甲状腺肥大の他、生殖器の腺(精巣、卵巣、乳腺、乳首など)も腫れて、
その後萎縮していきます。卵巣、乳腺の萎縮による不妊。
消化器系症状
毎朝のように下痢や軟便です。
または便秘と下痢が交互に起きるかもしれません。
便は、白っぽく泡立って、脂が水に浮いている。
みぞおちがズキズキと痛んだりして、膵臓の障害があるかもしれません。
タイプが合えば、条虫、回虫の駆除にも使われるレメディーです。

Iod.さんの子育て
着る服はポップな色合いの服を好んで着るようです。
服の色合いそのままに、常に落ち着きがなく、
いつもお腹をすかせている子供。
その割に、ガキ大将という訳ではなく、いつも疲れて消耗が激しいのです。
それでも心配から常に何かをしようとして落ち着くことがありません。
思春期では生理(PMSも)になるとより疲れてしまいます。
過食に走ったり精神的にも不安定です。
よく食べるのに痩せていき、
前述のような腺の問題
暑がりで大汗かき、水をがぶがぶ飲むなど
代謝に問題がありそうな場合、Iod.のレメディーを考慮してください。
お母さま自身が移民であるとか、そのような精神状態の場合にも考慮されます。
また、造影剤(ヨード剤)うがい薬以来問題が起きている場合にも。
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