根本体質レメディーがわかる⑲Calc-c.カルカーブ

更新日:2021年10月6日

ブヨブヨと太った緩慢な子供の典型的なレメディーです。

小さい時に太っていましたと言われる方に

結構Calc-c.さんが居たりします。

カルシウム代謝の問題

カルカーブさんは、大抵3000g以上で生まれ、

体重が増えるのですが、

泉門が閉じるのも遅く、

歩き始め、歯の生え始めも遅い子供です。

カルシウム代謝に問題がある為です。

歯や骨の質にも問題が出て、

大人では、捻挫をしやすい、骨折が治りにくい

などの傾向があります。


スタミナが無く、動きも遅く、

ぎこちない感じがします。


見かけは、頭とお腹が大きく、

ぶよぶよと脂肪質で筋肉質ではありません。


普段は血の気のない顔をしています。

すぐに火照りやすいのですが、

大抵寒がりで、手足が冷たく

触るとヌメーッと湿っているでしょう。

寝ると頭や首に大量の汗をかき、

その汗は酸っぱい匂いがします。


カルカーブの赤ちゃんは

全体的にこの”酸っぱい匂い”が特徴的です。


風邪をひきやすい

寒さ、湿気、ちょっとした隙間風から、

しょっちゅう風邪をひきます。

特に濡れると具合が悪くなります。

髪の毛を切ったり、泳いだりすると、

風邪をひいてしまい、

扁桃腺やリンパ腺を腫らしたりします。


新陳代謝も遅く

食べたものが脂肪になってしまいます。

ゆで卵が大好きで、クリーム系の飲み物食べ物が大好きですが、

牛乳は消化が難しく、消化不良を起こします。

また変わったところでは、

土や砂など消化できないものを食べたり、口に入れたりする事があります。

下痢になることが多く、その為、

便秘の時の方が調子が良いという特徴があります。



たくさんの恐怖

Calc-c.は牡蠣の殻から作られたレメディーです。

その殻の中身の柔らかさのごとく、

自分はあまりに弱く、外界の激しさに立ち向かえないと

感じています。

なので、自分の内側の安全な場所から出るのをとても怖がります

いつも保護されていたいのです。


現実世界への様々な恐怖を持ち、

漠然とした不安や健康についての不安から、

死への恐怖まで、成長するにつれて恐れが広がります。

小さい子供は夜の暗闇、ねずみ、蜘蛛などをとても怖がります。


ゆっくりながら、自分のペースというものがあり、

それを邪魔されるのをとても嫌がる、頑固な面があります。

一人遊びは大好きです。


不安が無ければご機嫌にしていますが、

生歯時や体調が悪い時は、

彼らは特に頑固になる傾向があります。


学校では、手を挙げて発言することは稀でしょう。

間違えて笑われることを極端なまでに嫌がる為です。



カルカーブさんの子育て

自らの安全を確保する為に、

牡蠣の殻のように防護壁を築き上げようとします。

保護のためにいつでも周囲に安心できる人が必要なのです。

家の中ではとても頑固で、時には攻撃的にもなり得ますが、

一歩外へ出ると、怖がりで行儀よくしています。

残虐なシーンや恐怖を煽るニュース映像などを見ると、

不安が増していつまでも影響が残ってしまうでしょう。

(この場合はStram.ストロモニュームが良いです)


何事もゆっくりとマイペースで、

親は時間を気にしながらの子育てを強いられるかもしれません。

しかし、カルカーブさんの良さは、

ゆっくりでも確実に何かを成し遂げる強さにあります。

効率を優先して、せかしたりのろま扱いをすることは

彼らの安心安全な世界を壊すことに他なりません。

事実、カルカーブさんの心身の悪化は

「保護と安全」を得られない事から始まります。

保護と安全の基盤である「家庭」が壊れてしまうと、

もはやカルカーブさんはカルカーブさんでは居られなくなり、

別の根本体質へと変化すると言われています。


ご家庭では良きところを褒めて励まし、

保護と安全、そして自立のための我慢強い導きが必要です。



******************

以上のようなCalc-c.さんの特徴を有していれば

多くの症状に合います。


例えば、

新生児頭部皮膚炎(酸っぱいにおいの厚い痂疲)、

乳吐き(凝固した酸っぱい乳)や下痢

普段は下痢気味で、便は色が薄く酸っぱい臭い

便秘の時の方が機嫌が良い

臍ヘルニア

生歯困難で、寝ている間に歯ぎしりをする、

機嫌が悪くなる、など


大人でも、Calc-c.の必要な人は多くいますが、

このレメディーは深く作用するレメディーです。

その為、大人が使うには注意が必要※です。


骨の治りが遅い時には

(骨折のSymph.などのレメディーを用いた後も)

Calc-p.12XかCalc-c.12Xを用います。

(ポーテンシーに注意してください。

30C,200Cではなく、Xポーテンシーを使います)

Calc-c.さんの発熱には、先ずCalc-c.の急性レメディーである

Bell.ベラドーナを使って様子をみます。

捻挫や関節炎などで、寒さ、雨天で悪化する場合、

先ずはRhus-t.やRuta(手首などの小関節)を使って様子をみます。



※特に皮膚症状の出やすい方は皮膚を通して排毒する可能性が

あります。


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