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執筆者の写真ホメオパシーolive湘南辻堂

急性の吐き気のケース

すっかり秋の気候ですね。

先日、また夏日が戻ってきた日の急性(スカイプ)のご相談をシェアします。



吐いても良くならないご主人、顔色が悪くて心配になった奥様からのご相談です。

外食が続いていたので、キットの中からNux-v.を摂りましたが・・


具合の悪いご本人に色々聞けないので、こんな時は舌を見てもらいます。

『舌、特に何もなくてつるっとしてます、赤っぽくてきれいです』


これは、重要な指標になります。

基本のキットの中にあるIp.(イペカク)を摂ってもらいました。

すると暫くして、大量に嘔吐されたとのこと。



吐き気、嘔吐にIp.を使えるのは、こんな場合です


・舌がきれい

・持続性の吐き気、嘔吐ー吐いても楽にならない

・温かい、湿った気候で悪化する

・消化しにくい食べ物の後

・出血は鮮血

・おへその辺りの痛み


食中毒のレメディーでもあるArs.(アーセニカム)は吐いてしまえば楽になります。


でもこの方の場合、吐いても楽にならずに気持ち悪さが続いているのです。



さて、その後の症状は


・おへその辺りのきりきりする痛み

・気持ち悪さ

・衰弱感

・顔色は青い感じ


そこで、イペカクを補完してくれるレメディー

Cupr.(キュプロム)を。


補完とは、レメディーのやり残したところを補ってくれるレメディーのことです。


Ip.の場合は、Cupr.やArs.が補完レメディーになりますが、

この場合は上記の症状からCupr.が適当となります。


〈その後〉


翌日には顔色も良く、元気になられ職場に戻られたとご連絡を頂きました。


聞けば、職場での配置転換などから、ご主人的に


「呑み込めない」


事態が続いていたとのこと。



まさに、Ip.の精神的な意味はそこにあります。


「いらいらして、不満やうまくいかない事をためて呑み込めない」


胃が食事を受け付けられず、嘔吐するように、

心も嫌な事を受容できずに吐き出してしまうわけです。


Ip.の子供は不平不満と欲求が強く、満足させるのが難しい子供です。


自分でも何が欲しいのかわからないのですが。


自分を不幸だと思い、上手く行かない怒りを募らせ横柄になっていきます。


身体的には、消化器系症状の他に呼吸器系にもよく使います。


気管支喘息で、吐き気を伴うもの、窒息しそうな咳に。


それらは冷たい水を飲むと少し和らぎます。




「自分の知らないこと」を受け容れると、記憶力が⤴⤴

レメディーは面白いです。












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