インナーチャイルド

毎日寒い日が続きますね。

数日前には突然音を立てて”あられ”が降ってきて、

子供みたいにはしゃいじゃいました。

ちょっと大きめのレメディーのようでした。

雪の被害も出ているそうですね。

雪かきも大変だと聞きます。

雪国の方はどうぞお気を付けください。


さて、今日はインナーチャイルドについて少し書いてみたいと思います。

相談でお会いする方の中に、インナーチャイルド=内なる子供 

の存在を強く感じる事があります。


 一般に、

 小さい頃のトラウマを抱えた癒されていない子供の部分

 というように言われています。


 以前、自分の中にインナーチャイルドを強く感じた時は

 胸のあたりにグレーがかった塊として感じる事ができました。

 とても重苦しい、感情の塊でした。


話を戻して、例えばこんなケースです。

40代のA子さんは、長女に生まれ、弟さんがいらっしゃいます。

お母さんとわだかまりがあると言います。

ー母は弟が大好き、私の事は嫌っている。弟には何も頼まないのに

私にはあれこれと指図をして、母のいいようにこき使われた。

私は愛されていない、と。


そして愛されていない”証拠”の数々をいくらでも言えますと。

もっと若い頃は、自殺も考えたそうです。


虐待でもされたんですか?


ーいえ、それはありません。


ご飯の用意は?


ーそりゃ、まあ、普通です。


じゃあ、学校へ行かせてもらえなかったとか?


ーいえ、大学まで行ってます。


ーでも、私は母を許したくないです。弟ばかり可愛がって、私には冷たかった。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


弟さんと扱いがまるで違ったそうで、積年の恨みつらみは凄まじいものがあります。




でも、敢えて言います。


A子さんはお母さんに愛されていました。


ただ、A子さんの望むものでは無かったのです。


A子さんの望んだものとは違ったのです。




これが、インナーチャイルドの姿です。


まだまだ視野の狭い、目の前の快、不快の判断のみで生きている赤ちゃんや子供の自分。


快=安心安全(後に愛されていると意味付けられる)

不快=不安や怒り(後に愛されていないと意味付けられる)


これを木の幹として、その後も愛されていないという証拠集め(果実)

を作り続けるのです。


そして、その思いは確固たる信念となって、分離した(愛されていない)現実を作っていきます。




そのようなインナーチャイルドは親(母)に対する怒り(恨み)で一杯なのですが、


大人になった今では、もやもやする思いが時折顔を出すだけになっているかもしれません。



さて、A子さんは以前、


「自分を愛してくれなかったお母さんを許してあげましょう」


というアドバイスを本で見て、

何とか許そうと努めてきたそうです。



これは、実はとても危うい事です。


なぜなら、これでは


お母さんは自分を愛していなかったという事を肯定しているからです。


インナーチャイルドの悲しみや怒りは心の奥深くにしまわれてしまいます。


A子さんのインナーチャイルドは、自分を愛してくれなかった母をとても恨みに思い、


その怒りは抑圧されていても、無くなることはありません。



そして、困った事にその怒りは自分の周囲に映し出される(投影される)ことが必至です。


周りに何故か怒っている人がたくさん現れたりするのです。



A子さんの場合はどうでしょうか。


彼女には男女一人ずつお子さんがいるのですが、


下の女の子が最近リストカット(自傷)をしたそうです。*



もう、繰り返してほしくない、A子さんはどうすれば良いのでしょうか?


それは、インナーチャイルドの思い違いを取って、


その怒りを解放してあげることしかありません。



①自分が信じてきた「母に愛されなかった」という思いが、


もしかしたら、勘違いかもしれないという視点に立つ。



これがとても大事で、そしてとてもハードルが高いものです。


何しろ、たくさんの愛されなかった”証拠”が山ほどあるのですから。


A子さんにとっては確固たる現実としてA子さんの中に格納されているのですから。


インナーチャイルド(感情)は顔を真っ赤にして、つかみ掛かって来るでしょう。


そんな馬鹿なこと、世界がひっくり返っても嘘だ!と。


人によっては、ここで二度と来て頂けません。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


この高いハードルを超えられたら、後は小山のようです。


②弟に比べて、してもらえなかった事ではなく、


してもらった事をひとつひとつ思い出して書き出す


③弟じゃなく、自分を”こき使った”お母さんの気持ちを


今の広い視野を持った自分が考えてみる。





インナーチャイルドの思い違い、勘違いとは何でしょう?


インナーチャイルドの欲しかったものが、お母さんのくれたものと違った為に、


私は愛されなかったー。


私は愛されてないという大きな思い看板をずっと掲げて、


人生を歩いているようです。




愛は当たり前にありました。


毎日毎日A子さんにご飯を作り、育て、関わり続ける中に。


確かに、ありました。









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*投影は、必ずしも自傷という形で出てくるわけではありません。

あしからずご了承ください。













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