先日、インドのコルカタ(カルカッタ)に1860年代から続くホメオパスの家系に生まれ、5代目のサプタルシ・バナジー先生の集中講義に参加しました。
受け継がれてきた知識の集約を授かり、背筋の伸びる貴重な時間でした。
インドは、夫がインド企業に長く勤めていた関係で、インドの方からなんともスパイシーなお菓子をお土産に頂いたりして、
勝手に身近に感じていた国です。
ホメオパシーはとても盛んで、その背景には貧富の格差があります。
高価な医薬品を必要としないホメオパシーは、いつでも貧しい人々と共にありました。
バナジー先生も毎週のように、スラムクリニックや農村部での慈善診療に当っておられるとの事。
<インドでの位置づけ>
インドでは、1939年以降イギリス帝国よりイギリス人医師によってホメオパシーがもたらされ、2014年11月には、政府の省庁のひとつとして、
AYUSH省=伝統医学省(保健省の1部門からの格上げ)が旗揚げされました。
AYUSHとは
A(アーユルヴェーダ)
Y(ヨガ&ナチュロパシー)
U(ユナニ医学:イスラムの伝統医学)
S(シッダ医学:南インド、特にタミル地方の最も古いとされる伝統医学)
H(ホメオパシー✨)
それぞれの頭文字をとったものです。
もちろん、健康保険も適用されています。
インド建国の父、マハトマ・ガンジーは、
「ホメオパシーは他のどの治療よりも病気を治す。
その優れた安全性と経済性には何ら疑いの余地は無い・・」
という言葉を残しています。
そんな国で愛されるホメオパシー。
本当の意味での信頼を積み重ねてきているからこそ、今も当たり前に続いているのですね。
日本でもそうあれるように、心あらたにスタートです。
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